生徒が自分の将来設計をする際の一助となることを目的に、長野県須坂高等学校が行っている「キャリアデー」の講師として、「地理情報システム(GIS)の概念と社会問題への適用」というタイトルで講義を行いました。GISとは何か、GISがどのように使われているかを実演を通して紹介するとともに、生徒の学習用端末(iーPad)を用いて体験もしてもらいました。
冒頭、「どのような場面で地図が使われているか?」と問いかけたのに対し、ほとんどの生徒の回答は「カーナビや店舗情報の検索」でした。「ハザードマップ」という回答も少ないながらありました。地図を使う目的の多くはこのような「検索目的」ですが、普段の生活からは見えにくいところで私たちの社会を支える情報インフラの構成要素として使われていることを紹介させていただきました。このような機会を通して、GISに興味を持つ人が一人でも増えてくれたらいいなぁと思います。
弊社は地図情報「活用」のコンサルタントとして、デジタル人材の育成ならびに地域学習・共創の手段としての地図利用に関するプロジェクトを支援しています。どうぞお気軽にご相談ください。